戸建て3か月連続下落
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2024.12.12
東京都の小規模戸建ての平均価格が11月で前月比1.1%安の6481万円で3か月連続の下落となったようです。中古マンションは70㎡で7170万円。神奈川県は横ばいでした。戸建ての価格が高くなりすぎて実需の買い手がついてこれないのが原因のようです。夏場以降供給戸数が減って、売り手が在庫を抱えてしまっているのもまた下落の一因かと思われます。このまま下落が続くかというと、土地の高騰でデベロッパーが高く買っており、資材や人件費も上昇しているので、金額は下げたくても下げられないのが実情ではないかと思われます。在庫がだぶついて売れない期間が長くなると、土地の仕入れ値を安くしないとデベロッパーが買わないので、そこからようやく土地価格の下落が始まります。今現在少しづつその傾向は見れますが、資材高などもあり、価格がコロナ禍前に戻るにはまだ時間が掛かるのではないかと思います。
一方東京の新築マンションは対年収比で17.78倍となり、一般の買い手には手が届かない金額となっております。都心のマンションは実需よりも投資対象としての要素が強くなっており、実需層が置き去りにされてます。都心で家を買うのって難しいですね。