- ホーム
- 空き家・空き地でお困りの方へ
空き家・空き地の取り扱いにお困りの方へ
横浜市内でも空き家・空き地が増えています。日本全国においても10軒に1軒が空き家とされており、政府も「空き家対策特別措置法」を成立させ、「特定空き家」」には固定資産税の減税措置を適用させないなどの対策をとっています。空き家・空き地を放置するリスクや、早めに売却するメリット、特定空き家に指定された場合の注意点などを知っておきましょう。
空き家を素早く売却するメリット
空き家まま放置せずに売却することのメリットとして、固定資産税・都市計画税は使っていない空き家・空き地に対しても課せられるため、早めに売却することで無駄な支出を削減できることが挙げられます。また、空き家・空き地だとしても相続税の対象になる点にも注意しましょう。資産価値の高い土地を所有している場合、想定以上の相続税がかかり、将来的にご家族を苦しめる原因になるかもしれません。
固定資産税などの税金以外でも、空き家・空き地を持ち続けると維持費がかかります。定期的に清掃や修繕といったメンテナンスを行わなければ建物は劣化して老朽化し、獣害を受けたり、不法投棄・放火・不法侵入・窃盗といった犯罪被害を受けやすくなったりする点にも注意しなければなりません。「いつか必要なときが来るかもしれない」と考えて空き家を持ち続けると、その分だけ維持費がかさんでしまいますが、売却すればコストを削減できます。
また、後述する「空き家対策特別措置法」により、劣化してボロボロになった建物は「特定空き家」に指定されることが決まりました。特定空き家に指定された場合、行政から維持管理や解体を行うよう指導を受け、これに従わず無視していると行政代執行により建物が解体されます。この際の費用は建物の所有者に請求され、最終的には給料などの財産が差し押さえられてしまうため要注意です。
使わなくなった空き家を素早く売却すれば、特定空き家に指定されるリスクもなくなります。無駄な維持費を抑えられ、犯罪被害などのリスクを無くし、将来の相続税対策もできることが空き家・空き地を売却するメリットです。
空き家のままで放置する4つのデメリット
空き家を売却することで得られるメリットが多い反面、放置するといくつものデメリットを感じる可能性が高くなります。自分自身の家だけの問題ではなく、周囲の家にまで悪影響を与える恐れもある点が空き家の恐ろしいところです。空き家を放置するデメリットを4つご紹介しますので、それぞれを確認しておきましょう。
MERIT1 建物が劣化する
人が住んでいない建物は窓やドアが締め切られてしまい、風が通らないせいで傷みやすくなります。メンテナンスも行き届かないため空き家は急速に劣化し、資産価値を落とすため注意しましょう。建物があるせいで買主様が見つからず、解体費用が必要になる恐れもあります。
MERIT2 犯罪被害のリスクが高まる
空き家・空き地は犯罪被害のリスクが高まります。空き地の場合は不法投棄の現場になりやすいほか、空き家は不法侵入・放火・窃盗などの被害を受けるかもしれません。結果として周辺環境の悪化につながり、近隣の方に迷惑をかける可能性もあるでしょう。
MERIT3 獣害を受ける
空き地・空き家には雑草が生い茂り、動物や虫が住み着きやすい環境が生まれます。野良猫やネズミなどが住み着くと建物の劣化がさらに早まりますし、ハチの巣などができるかもしれません。こういった問題により、近隣住民からクレームを受けるなどのトラブルにも発展しがちです。
MERIT4 地域全体の資産価値を下げる
空き地・空き家は周囲の景観にも悪影響を与えます。劣化した建物や放置された樹木が台風などの影響により崩壊し、周囲の家や人を傷つけるかもしれません。このようなリスクのある地域の資産価値が下がる場合があり、近隣住民に多大な迷惑をかけてしまいます。
「空き家対策特別措置法」による悪影響とは
空き家問題は横浜市内だけでなく全国的に広がっています。政府や自治体も対策を急ぎ、2015年には空き家対策特別措置法が施行されました。この法律により、防犯・衛生・景観に悪影響を与えると判断された空き家は「特定空き家」に指定され、土地や建物の所有者は行政による処分を受ける可能性があります。
自治体の「空き家条例」にも要注意
空き家は人が住んでいる家と比べて火災・犯罪の発生率が高く、その街に住む人にとって存在そのものが重大なリスクです。住民の不安を取り除くために、自治体が空き家条例を設けることもあり、適切な管理をするよう行政指導を受ける可能性があります。
また、空き家対策特別措置法により「特定空き家」に指定されると、行政代執行による解体処分を受け、その費用が請求される場合がある点にも注意しましょう。特定空き家には固定資産税の優遇措置も適用されなくなるため、それまでと比べて6倍の固定資産税が請求され、税負担も大幅に上昇してしまいます。
空き家の解体費用の相場とは?
空き家の老朽化が進み、植物が生い茂ってしまった場合などは、やむを得ず解体しなければならないケースもあるでしょう。しかし、解体することにより得られるメリットもあります。更地にして整備することでイメージを一新でき、土地の購入希望者が見つかりやすくなるのです。ハマランドは解体依頼も受け付けており、解体から売却までを一括でお任せいただけます。
解体費用の相場について
一軒家の解体費用の相場は、 1坪あたり木造で4万円~5万円、鉄筋コンクリート(RC)造で6万円~8万円、鉄骨造で6万円~7万円です。木造で20坪の場合、解体費用の相場は 80万円~100万円と考えましょう。ただしこれはあくまでも目安であり、同じ坪数でも立地条件や築年数により費用が異なります。
空き家・空き地の売却方法と活用方法
空き家・空き地にはいくつかの売却方法と活用方法があります。ここでは4つの方法をご紹介しますので、空き家・空き地は放置せずに適切な方法で活かしましょう。
管理が難しい場合は売却が第1の選択肢になる
仕事などで忙しい、自宅から現地までが遠いなどの理由で管理の手間をかけられない場合は売却を検討しましょう。土地活用などで副収入を得るチャンスを失いますが、その代わりにまとまったお金が手に入ります。土地活用のために投資を行い、これに失敗して損をするリスクもないため、安全策をとりたい人にも売却がおすすめです。
賃貸物件として活用する
建物のコンディションが良ければ、そのまま賃貸物件として貸し出し、家賃収入を得られる可能性があります。住宅用地としてだけでなく、更地にしたうえでテナントを誘致して土地を活用するのも良いでしょう。成功すれば家賃収入を固定資産税などの維持・管理費に充てられ、余ったお金は副収入として確保できます。
更地にしてから駐車場経営を始める
住宅地として不向きな立地にある場合は、更地にして駐車場を建設するのも有効な土地活用方法です。大掛かりな工事をせずに整備できる点が駐車場のメリットで、アパート・マンション経営と比べて初期投資の費用を削減できます。また、土地をコンクリートにすることで雑草が生えにくくなり、メンテナンスの手間と費用も抑えられます。
更地にしてからアパート・マンション経営を始める
土地の大きさによってはアパートやマンションを建設でき、一戸建てを貸し出すよりも高収入を得られるかもしれません。建築費用などのコストはかかりますが、立地条件が良ければ数年で投資額を回収でき、黒字化させられます。入居者が埋まらずに家賃収入を得られない「空室リスク」もありますが、運営にかかる費用は経費として計上でき、節税対策も可能です。
空き家・空き地問題は素早い解決が命!放置せずにご相談ください
空き家・空き地問題で損をしないためには、できるだけ早く売却・活用の道を探ることが重要です。面倒だからといって放置すると急激に劣化し、最悪の場合は「特定空き家」に指定され、6倍の固定資産税が請求される恐れもあります。
ハマランドは横浜市に特化した営業を行っており、空き家を含む不動産売却・不動産買取実績に長けています。残置物がある状態でも買取が可能ですので、空き家をこれ以上放置せず、さまざまなリスクが少ない今のうちにご相談ください。