騙されない不動産売却
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2025.03.06
一括査定サイトをご利用してお客様が他社様で媒介(仲介)を結ばれるケースも当然ございます。当社としてはご縁がなく残念ではありますが、最近それらのお客様が囲い込みをされているケースが散見されます。不動産売却の囲い込みというのは、売却の依頼を受けた会社が自社のお客様のみに物件をご紹介することです。それにより会社は売主、買主の双方から仲介手数料を受け取ることができる訳です。売主にとってのメリットはなにもなく、物件が売れない、売却まで時間が掛かる、値段交渉が入りやすいなどデメリットしかありません。両手仲介を目指すとこのような囲い込みが起きやすくなります。当社では売主側の利益を最大限追求しているため両手仲介は特別の事情がある場合を除いて行っておりません。囲い込みも当然行っておりません。
また、この囲い込みが実際おこなわれているかは売主には分かりづらくなっております。広告は掲載しているみたいだけど、レインズへの登録がない。一般媒介契約に敢えてして、レインズへの登録義務をなくす。レインズに登録してはいるものの、図面の掲載がないなどは、他社に売る気がない証拠でもあります。この囲い込みは大手、中小問わず行われております。不動産売却を検討されているかたは査定金額の高低だけでなく、騙されないようにお気をつけ下さい。